【10月12日 AFP】シカゴ・マラソン(Bank of America Chicago Marathon 2015)は11日、米イリノイ(Illinois)州シカゴ(Chicago)で行われ、男子の部ではケニアのディクソン・チュンバ(Dickson Chumba)が2時間9分25秒で優勝した。

 また、表彰台はケニア勢による独占となり、サミー・キトワラ(Sammy Kitwara)が25秒差の銀メダルを獲得した。サミー・ンドゥング(Sammy Ndungu)は終盤にエチオピアの選手をかわし、わずか1秒差で銅メダルを手にしている。

 女子の部では、ケニアのフローレンス・キプラガト(Florence Kiplagat)が2時間23秒33で優勝した。福士加代子(Kayoko Fukushi)は4位に入賞している。

 ペースメーカーが不在となったレースで、タイムは例年を下回ったものの、本来の力で走ることの重要性を示す大会になった。ケニア勢では、昨年のシカゴ・マラソンを制したリタ・ジェプトゥー(Rita Jeptoo)も、ドーピング違反により資格停止処分を科されている。

 タイムこそ昨年の水準には及ばなかったものの、1年で順位を2つ上げたチュンバは、すでに連覇を目標に掲げている。

「来年も勝ちたい。もっと速いタイムでね」

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