【10月8日 AFP】イラク西部アンバル(Anbar)州で先週末、政府に協力するイスラム教スンニ派(Sunni)のアルブニムル(Albu Nimr)部族の70人が、イスラム過激派組織「イスラム国(Islamic StateIS)」によって「処刑」されていたことが分かった。同部族の主導者と国連(UN)が7日、明らかにした。

 同部族の長老がAFPに語ったところによると、殺害されたのは警察官や兵士の父親や兄弟、ISと戦う部族の戦闘員らで、4日に州都ラマディ(Ramadi)北方のタルタル(Tharthar)地域で「銃殺刑」に処されたという。

 国連イラク支援ミッションの人権問題担当事務所もAFPに宛てた電子メールで、この「大量処刑」が起きたことを確認した。(c)AFP