【10月5日 AFP】2016年から世界最高峰のスーパーラグビー(Super Rugby)に新規参戦する日本チームの名称が「サンウルブズ(Sunwolves)」に決定した。「日出ずる国」日本を象徴するネーミングとなっている。

 来年から「新時代」を迎えるスーパーラグビーは、既存のオーストラリア、ニュージーランド、南アフリカのチームに加え、日本とアルゼンチンのチームが新たに参戦。これら18チームが4つのカンファレンスに分かれて、優勝トロフィーを目指し戦うことになる。

 SANZAR(南アフリカ、ニュージーランド、オーストラリアの3か国からなるラグビー連合協会)のブレンダン・モリス(Brendan Morris)最高経営責任者(CEO)代理は、チーム名の発表に際し「ラグビー界にとってはもちろん、日本のファンにとってもわくわくするような時間でしょう。スーパーラグビーのチームのブランドやアイデンティティー、気風を感じられるときが来たのですから」と述べている。

 チームのロゴは、赤と白のオオカミが勇ましくほえる様子を表しており、ツイッター(Twitter)上での評判も上々のようだ。

 日本では現在、代表チームがW杯イングランド大会(Rugby World Cup 2015)で快進撃を見せており、ラグビー人気が高まっている。

 スーパーラグビーの新シーズンは2016年2月26日に開幕し、サンウルブズは同27日に、東京の秩父宮ラグビー場(Chichibunomiya Rugby Stadium)でライオンズ(Lions、南アフリカ)との初戦を迎える。

 アルゼンチンのチーム名は、まだ発表されていない。(c)AFP