トランプ氏、「大統領になったらシリア難民を帰国させる」
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【10月1日 AFP】2016年米大統領選の共和党予備選候補者で支持率トップの不動産王ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏が9月30日、大統領に選出された場合、米国入りした大勢のシリア難民を本国に送還すると述べた。
トランプ氏はロシア軍がシリア中部と北部で空爆を開始した日、米CNNテレビでこの発言をした。
同氏は米国が20万人規模の移民を受け入れる可能性があると述べ、「今ここで明言するが、もしも私が勝利したらその20万人は帰国することになる──このことは本人たちが知っておく必要があるし世界にも伝えておく」と表明した。
「ISIS(イスラム過激派組織「イスラム国」の別称)かもしれない20万人を受け入れることはできない。彼ら(難民)が何者なのかわれわれには全くわからない。言っておくが、彼らは、オバマ大統領の弱さ故に(米国に)入り込んでくる可能性がある」とトランプ氏は語り、仮に自分が大統領に選出されれば、移民を本国に送還すると約束した。(c)AFP