【10月2日 AFP】ラグビーW杯イングランド大会(Rugby World Cup 2015)は1日、プールAの試合が行われ、ウェールズ代表は23-13でフィジー代表に辛勝し、同組のライバルであるオーストラリア代表とイングランド代表に重圧をかけた。

 ウォーレン・ガトランド(Warren Gatland)ヘッドコーチ(HC)率いるウェールズは、この試合でボーナスポイントを獲得できなかったものの、54-9で大勝したウルグアイ戦と28-25で逃げ切ったイングランド戦に続いて3勝目を飾った。これで勝ち点13としたウェールズは、「死の組」と呼ばれるプールAで勝ち点9のオーストラリアと同6のイングランドを抑えて首位を堅持している。

 オーストラリアが3日に行われるイングランド戦で勝利した場合、ウェールズはワラビーズ(Wallabies、オーストラリア代表の愛称)と共に予選プールの上位2チームが進出できる決勝トーナメント出場枠の一つをほぼ手中に収めることになる。

 ウェールズは前半、マン・オブ・ザ・マッチに選出されたギャレス・デービス(Gareth Davies)とスコット・ボルドウィン(Scott Baldwin)がそれぞれトライを記録。さらにSOダン・ビガー(Dan Biggar)は、2本のコンバージョンと3本のペナルティキックを成功させた。(c)AFP/Luke PHILLIPS