アリアン5打ち上げ成功、通信衛星2基を軌道投入
このニュースをシェア
【10月1日 AFP】欧州宇宙機関(European Space Agency、ESA)のロケット「アリアン5(Ariane 5)」は9月30日、仏領ギアナのクールー(Kourou)基地から午後5時30分(日本時間10月1日午前5時30分)に打ち上げられ、人工衛星2基の軌道投入に成功した。宇宙産業大手アリアンスペース(Arianespace)が発表した。
軌道投入されたのは、豪NBNの通信衛星「スカイ・マスター(Sky Muster)」と、アルゼンチンのARSATの通信衛星「アルサット2(ARSAT 2)」。
スカイ・マスターはNBNのためにアリアンスペースが打ち上げる7基目の衛星で、太平洋上のノーフォーク島(Norfolk Island)やインド洋のクリスマス島(Christmas Island)まで豪放送網が拡大するという。アルサット2は、テレビ放送、インターネットアクセス、データ通信に活用される。(c)AFP