【9月28日 Relaxnews】インド航空大手エア・インディア(Air India)は印バンガロール(Bangalore)と米サンフランシスコ(San Francisco)を18時間で結ぶ世界最長の民間直行便となる路線を就航する計画だ。

 エア・インディアの新路線はサンフランシスコとインドを結ぶ初の直行便となる。インド紙タイムズ・オブ・インディア(Times of India)はシリコンバレー(Silicon Valley)に住む多数のインド人たちの利便性向上に同路線が貢献すると指摘する。

 就航が実現すれば飛行距離は1万4000キロ。現在の世界最長直行便となる豪カンタス航空(Qantas Airways)の豪シドニー(Sydney)―米ダラス・フォートワース(Dallas-Fort Worth International Airport)線は1万3370キロで、エア・インディア新路線はこれを上回る。

 一方、アラブ首長国連邦(UAE)のエミレーツ航空(Emirates Airline)も先月、ドバイ(Dubai)と中米パナマの首都パナマ市(Panama City)を結び飛行距離が1万3760キロとなる路線を来年にも就航させると発表している。

 対する世界最短の直行便は、英スコットランド(Scotland)の航空会社ローガンエアー(Loganair)が運航するオークニー諸島(Orkney Islands)のウェストレー(Westray)島とパパウェストレー(Papa Westray)島を結ぶ路線だ。飛行距離は2.7キロ。公式飛行時間は2分だが、気象条件が良い日にはわずか47秒で到着するという。(c)Relaxnews/AFPBB News