キプチョゲ、アクシデントにもめげずベルリン・マラソン制覇
このニュースをシェア
【9月28日 AFP】第42回ベルリン・マラソン(42nd Berlin Marathon)は27日、ドイツ・ベルリン(Berline)で行われ、エリウド・キプチョゲ(Eliud Kipchoge、ケニア)が2時間4分0秒で優勝を飾った。
キプチョゲは、2013年大会でウィルソン・キプサング(Wilson Kipsang、ケニア)が記録した2時間3分23秒、昨年同じくケニアのデニス・キメット(Dennis Kimetto)が記録した2時間2分57秒に続き、3年連続となる同大会での世界新を狙ったが、記録更新はならなかった。
記録達成はならなかったものの、第35回ロンドン・マラソン(35th London Marathon)も制しているキプチョゲは、シューズの問題に妨げられながらも、今季世界最高記録とともに自己記録も更新した。
キプチョゲはレース後、「ある地点で、シューズから中敷きが出てきてしまって、それを元に戻す時間もありませんでした。さらに悪いことにそのせいで痛みも出てきました。レース中の接地の衝撃は心地よいものではありませんでした」と明かした。
「世界記録を狙ってはいましたが、自己ベストで走ることができたのは満足です。来年、またチャレンジします」
2位には2時間5分21秒でエリウド・キプタヌイ(Eliud Kiptanui、ケニア)が入り、3位には2時間6分57秒でフェイサ・リレサ(Feyisa Lilesa、エチオピア)が続いた。
日本勢最高は、2時間10分58秒で9位に入った五ヶ谷宏司(Koji Gokaya)だった。(c)AFP