【9月28日 AFP】大気汚染が深刻化するフランス・パリ(Paris)で27日、同市初となる「カーフリーデー(Car-Free Day)」イベントが開催された。いつもなら車で混雑しているパリの道路は、自転車に乗る人やジョギングを楽しむ人、ベビーカーを押す家族連れなどの姿であふれた。

 市中心部の4行政区では午前11時から午後6時までの間、タクシーと緊急車両を除くすべての自動車の通行が禁止された。

 同市では、今年11月30日から国連気候変動枠組み条約(UN Framework Convention on Climate ChangeUNFCCC)の第21回締約国会議(COP21)が開催され、2020年以降の温室効果ガス排出削減の新たな枠組みについて話し合われる。(c)AFP