世界の全ての人々にネットを、ザッカーバーグ氏とゲイツ氏
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【9月27日 AFP】米交流サイト(SNS)大手フェイスブック(Facebook)の創業者マーク・ザッカーバーグ(Mark Zuckerberg)氏と、米マイクロソフト(Microsoft)創業者で富豪のビル・ゲイツ(Bill Gates)氏は26日、2020年までに世界の全人口がインターネットにアクセスできることを実現させる目標を支持する考えを表明し、宣言書に署名した。
両氏の表明には、25日に米ニューヨーク(New York)で開幕した国連(United Nations)サミットで、重度の貧困を30年までに撲滅する目標が設定されたことが背景にある。
インターネットは1990年代に先進国で普及が進んだものの、国連の推計によると世界の半分で、特に経済発展を目指す上で教育が必要不可欠である女性や少女たちとって、ネットへ確実にアクセスできる環境は整っていない。
ザッカーバーグ氏と、慈善実業家のゲイツ氏と妻のメリンダ・ゲイツ(Melinda Gates)氏が署名した宣言書は、「人々がインタ―ネットのツールと知識にアクセスできれば、それは人々が、われわれ全ての生活を向上させる機会にアクセスできるようになるということだ」と述べ、「インターネットはあらゆる人々のものであり、全ての人々が利用できなければならない」と明言している。(c)AFP/Shaun TANDON