ビガーが決勝PG、ウェールズがイングランドを下す ラグビーW杯
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【9月27日 AFP】ラグビーW杯イングランド大会(Rugby World Cup 2015)は26日、プールAの試合が行われ、ウェールズが28-25でイングランドを退け、「死の組」で重要な勝ち点を挙げた。
ウェールズはこの日、イングランドに2度も10点差をつけられていたものの、残り9分でギャレス・デービス(Gareth Davies)が値千金のトライを挙げると、ダン・ビガー(Dan Biggar)がコンバージョンを決めて25-25の同点に追いついた。
最後は、ビガーが約48メートルの位置から7本目のペナルティーキックを決め、イングランド戦で23得点をマークするというウェールズ史上初の快挙を成し遂げると、チームを28-25で勝利に導いた。
残り3分でペナルティーを獲得したイングランドだが、難しい位置からのキックで同点を狙うのではなく、最後まで攻撃することを選択した。
しかし、これをウェールズがしっかりと抑えると、イングランドのスチュアート・ランカスター(Stuart Lancaster)ヘッドコーチ(HC)はあからさまに不快感を示した。
「がっかりだ」としたランカスターHCは、イングランド代表がペナルティーキックを選択しなかったのは「愚かな」間違いだったとコメントした。(c)AFP