再生可能エネルギーで動く世界、英ヴァージン会長の展望
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【9月29日 AFP】英ヴァージン(Virgin)グループ会長で実業家のリチャード・ブランソン(Richard Branson)氏は24日、再生可能エネルギーで電力を供給された世界のビジョンを示し、次の国連(UN)気候変動会議が成功しなければ「かなり恐ろしい」ことになると警告した。
フランス・パリ(Paris)では11月30日から、国連気候変動枠組み条約(UN Framework Convention on Climate Change、UNFCCC)の第21回締約国会議(COP21)が開催される。ブランソン氏は米ニューヨーク(New York)で行われた実業家の会合で、「パリで大きな成功を収められなければ、かなり恐ろしいことになると思う」と語った。パリでの会議では、各国首脳が集まり、195か国が6年間かけて取り組んできた2020年以降の温室効果ガス削減について合意が目指される。
ブランソン氏は低質燃料への補助金と北極圏での原油掘削の禁止や、石炭使用の制限と炭素税の導入を呼び掛け、自らが短期的なコストを請け負う準備があると表明。「航空会社3社を所有する私としては、短期的に良いニュースでないことは間違いない。しかし、世界的な炭素税の導入が不可欠だ」とブランソン氏は語った。(c)AFP