日本戦に臨むスコットランド、戦術に変更はなし ラグビーW杯
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【9月23日 AFP】W杯イングランド大会(Rugby World Cup 2015)での初戦を控える強豪スコットランドは、主将のグレイグ・レイドロー(Greig Laidlaw)を中心に、史上最大の大番狂わせを演じたばかりの日本に対抗する道を模索する。
バーン・コッター(Vern Cotter)ヘッドコーチ(HC)は、大会初戦を白星で飾ることを目指し、レイドローを筆頭とする経験豊富なベテラン選手に加え、これまで試合で結果を残したことがない若手選手を起用する。
スコットランドは、日本との過去4度の対戦で一度も負けたことはなく、最後に対戦した2013年11月の試合では42-17で圧勝している。
しかし、日本が2度のW杯優勝を誇る南アフリカから劇的勝利を収め、ブレイブブロッサムズ(Brave Blossoms、日本代表の愛称)が大会に参加するために来たのではないことを悟ると、各国は警戒を強めている。
2014年5月からスコットランドを率いているコッターHCは、「われわれは、強豪チームを想定すると同時に、日本のように速いテンポで仕掛けてくるチームにも万全の備えだ」とコメントした。
「彼ら(日本)は、南アフリカとの初戦で勝利を収めて大きな自信をつけているだろう。しかしながら、われわれが日本戦やプールBの試合で戦術を変更することはない」
「われわれの最優先課題は、精度の高いプレーをすることと、試合で自分たちの仕事をすることだ」
23日に行われる日本戦に向けたスコットランドの登録メンバーは以下の通り。
先発:スチュアート・ホッグ(Stuart Hogg)、トミー・シーモア(Tommy Seymour)、マーク・ベネット(Mark Bennett)、マット・スコット(Matt Scott)、ショーン・ラモント(Sean Lamont)、フィン・ラッセル(Finn Russell)、グレイグ・レイドロー、デビッド・デントン(David Denton)、ジョン・ハーディー(John Hardie)、ライアン・ウィルソン(Ryan Wilson)、ジョニー・グレイ(Jonny Gray)、グラント・ギルクリスト(Grant Gilchrist)、ウィリアム・ネル(William Nel)、ロス・フォード(Ross Ford)、アラスデア・ディッキンソン(Alasdair Dickinson)
控え:フレイザー・ブラウン(Fraser Brown)、ライアン・グラント(Ryan Grant)、ジョン・ウェルシュ(Jon Welsh)、リッチー・グレイ(Richie Gray)、ジョシュ・ストラウス(Josh Strauss)、ヘンリー・ピアゴス(Henry Pyrgos)、ピーター・ホーン(Peter Horne)、ショーン・マイトランド(Sean Maitland)
(c)AFP