【9月21日 AFP】15-16イタリア・セリエAは20日、第4節の試合が行われ、ASローマ(AS Roma)のフランチェスコ・トッティ(Francesco Totti)が、サッスオーロ(US Sassuolo)戦で公式戦通算300得点を達成した。

 しかし、ローマはサッスオーロと2-2で引き分け、プロ生活22年のキャリアを誇るクラブの象徴が打ち立てた偉業を白星で飾ることはできなかった。

 次週に39歳の誕生日を迎えるトッティは、FCバルセロナ(FC Barcelona)と1-1で引き分けた欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2015-16)ではベンチを温めていたが、この日は先発メンバーに名を連ねた。

 そして1993年3月にローマでプロデビューを果たしたトッティは、サッスオーロに先制されて迎えた前半36分、ミラレム・ピャニッチ(Miralem Pjanic)のパスをペナルティーエリア手前で受けると、同点に追いつくゴールを決めた。

 トッティはこのゴールでリーグ通算得点数を244に伸ばしており、リーグ最多記録保持者であるシルヴィオ・ピオラ(Silvio Piola)氏の274得点に次いでリーグ歴代2位につけている。(c)AFP