タージマハルで日本人観光客死亡、インド
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【9月19日 AFP】インドの歴史的建造物タージマハル(Taj Mahal)で18日、日本人観光客が心臓発作のため死亡した。
タージマハルがあるアグラ(Agra)の観光警察の幹部によると、死亡したのは66歳の男性で、他の3人の観光客および現地ガイド1人とともにタージマハルの階段を上った直後に倒れた。
男性はすぐに救急車で病院に運ばれたが回復しなかった。検視の結果、死因は心臓発作だったことが分かり、日本大使館に連絡したという。
英国放送協会(BBC)は目撃者の話として、死亡した男性はタージマハルのロイヤルゲートで「自撮り(セルフィー)」をしていた時に倒れたと伝えた。
人気観光地のタージマハルは、ムガール(Mughal)帝国の皇帝シャー・ジャハーン(Shah Jahan)が、1631年に出産が原因で死亡した妻のムムターズ・マハル(Mumtaz Mahal)の霊廟(れいびょう)として建設した。インド随一の観光地で、1日に約1万2000人が訪れる。(c)AFP