米アメフト試合で審判に危険なタックル、高校生2人に刑事責任の可能性
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【9月19日 AFP】アメリカンフットボールの試合中、審判に対し暴力的なタックルを行ったとして刑事責任に問われる可能性に直面している米テキサス(Texas)州の高校生2人が18日、テレビ番組に出演して、タックルはコーチの指示だったと話した。
テキサス州サンアントニオ(San Antonio)のジョン・ジェイ(John Jay)高校の生徒2人は、ABCテレビの番組「グッドモーニングアメリカ(Good Morning America)」に弁護士とともに出演し、タックルはコーチの指示だったと話した。その一方で、当該の審判が人種差別的な中傷をしたという主張を繰り返した。審判の男性はこれを否定している。
問題の行為の様子を収めた動画は今月公開され、激しい怒りを招いた。動画には、同高校の選手1人が審判に不意打ちを食らわせて地面に突き倒し、2人目の選手が倒れた審判の上にのしかかる様子がはっきりと映っている。
2人は番組中、審判を倒すよう指示を出したというコーチの名前は挙げなかったが、チームのアシスタントコーチが、調査結果が出るまで謹慎処分を受けている。
生徒2人は、懲戒委員会の調査結果が出るまで停学、および、部活動を謹慎処分になっている。(c)AFP