【9月17日 AFP】英ロックバンド、ザ・ローリング・ストーンズ(The Rolling Stones)が約10年ぶりとなる新譜のレコーディングに取り掛かることを決めたと、バンドのギタリスト、キース・リチャーズ(Keith Richards)が明らかにした。米ニューヨーク(New York)で15日に開かれた自身のソロアルバム「クロスアイド・ハート(Crosseyed Heart)」の発表イベントで語ったもので、2016年前半に予定されている南米ツアー終了後にスタジオ入りする見通しだという。

 インターネットラジオ局「アイハートラジオ(iHeartRadio)」が主催したイベントでリチャーズは「先週、ロンドン(London)にいた時にメンバーが集まった。そこで、アルバムを作ろうと決めたんだ」と述べた。

 今やメンバーの平均年齢が70歳を超えるストーンズだが、近年は積極的にツアーを行っており、今夏も北米ツアーを終えたばかりだ。だが、2005年にリリースした「ア・ビガー・バン(A Bigger Bang)」以降、新作アルバムの発表はない。

 破天荒な生活や歯に衣(きぬ)着せぬコメントが有名なリチャーズの23年ぶりとなるソロアルバム「クロスアイド・ハート」には、歌手ノラ・ジョーンズ(Norah Jones)ら新旧多数のミュージシャンが参加している。リリースは18日。(c)AFP