【9月16日 AFP】英南西部トーキー(Torquay)で15日、同国のミステリー作家アガサ・クリスティ(Agatha Christie)の生誕125周年を記念するフェスティバルが開かれ、世界中から数多くのファンや専門家などが集まった。トーキーは、クリスティの生誕地。

 フェスティバルの関係者によると、企画されている関連イベントの数は約100に上るという。ガーデンパーティーでは、バースデーケーキが用意され、山高帽やカンカン帽を被った男性や、羽飾りや真珠のネックレスをした女性など、1930年代の衣装に身を包んだファンらが参加した。

 クリスティは1976年に死去したが、彼女の作品は長きにわたり読まれ続けている。唯一の孫であるマシュー・プリチャード(Mathew Prichard)さんは、人気が続く理由は作品の簡潔さだと指摘し、「祖母は人を楽しませるのが好きだった」と語った。(c)AFP