パキスタン中部、爆発で9人死亡42人負傷 三輪タクシーに爆発物か
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【9月14日 AFP】パキスタン中部パンジャブ(Punjab)州のムルタン(Multan)で13日、混雑した道路で爆発があり、警察によると少なくとも9人が死亡、42人が負傷した。
爆発は市内のビハーリーロード(Vehari Road)を走行していた三輪タクシーにオートバイが衝突して起きた。警察では、三輪タクシーが何らかの爆発物を運んでいたものとみている。
AFPの取材に警察は、当初は三輪タクシーの圧縮天然ガス(CNG)タンクが爆発したとみていたが、後に爆発物処理班が爆発物の痕跡を発見したため、 事件として捜査を開始したと語った。三輪タクシーに乗っていた乗客らを特定して爆発物の出所や輸送の目的を突き止めるという。
人口110万人のムルタン市があるパンジャブ州南部では、アフガニスタンの旧支配勢力タリバン(Taliban)に同調するイスラム過激派が勢力を活発化させている。(c)AFP