アールが首位浮上、総合優勝をほぼ手中に ブエルタ・ア・エスパーニャ
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【9月13日 AFP】第70回ブエルタ・ア・エスパーニャ(70th Vuelta a Espana)は12日、第20ステージ(サン・ロレンソ・デ・エル・エスコリアルからセルセディリャ、175.8キロメートル)が行われ、マドリード(Madrid)で行われる最終ステージを前に、アスタナ(Astana Pro Team)のファビオ・アール(Fabio Aru、イタリア)が総合首位に立ち、総合優勝をほぼ確実なものにした。
ステージ優勝は、残り114キロメートルの地点から単独で抜け出したランプレ・メリダ(Lampre-Merida)のルーベン・プラサ(Ruben Plaza、スペイン)が飾った。2位にはカハルラル・セグロスエレヘアー(Caja Rural-Seguros RGA)のホセ・ゴンサルベス(Jose Goncalves、ポルトガル)、3位にはBMCレーシングチーム(BMC Racing Team)のアレッサンドロ・デマルキ(Alessandro De Marchi、イタリア)が続いた。
アールは、総合首位に立つチーム・ジャイアント・アルペシン(Team Giant-Alpecin)のトム・デュムラン(Tom Dumoulin、オランダ)から6秒遅れでこの日をスタート。しかし、4つの1級山岳を抱えるこのステージでデュムランが大きく遅れ、総合6位に順位を落として表彰台入りの希望も途絶えた。
総合2位にはカチューシャ・チーム(Katusha Team)のホアキン・ロドリゲス(Joaquim Rodriguez、スペイン)、同3位はティンコフ・サクソ(Tinkoff-Saxo)のラファル・マイカ(Rafal Majka、ポーランド)が続いている。(c)AFP