【9月12日 AFP】米航空会社ジェットブルー航空(JetBlue Airways)は、同社の旅客機内で酔って他の乗客に向かって放尿した男が11日、オレゴン(Oregon)州ポートランド(Portland)の空港到着後に地元警察当局に逮捕されたと発表した。

 ジェットブルーは声明で、「アラスカ(Alaska)州アンカレッジ(Anchorage)発の45便で、酔った乗客による事件があり、同便がポートランドに到着した際、地元当局が対応した」と発表。逮捕されたジェフ・ルビン(Jeff Rubin)容疑者(26)は数時間勾留された後に保釈されたが、第二級軽犯罪や廃棄物処理法違反罪などで起訴される。

 同便の乗客乗員が警察に話したところによると、ルビン容疑者は3時間の飛行中ほとんど眠っていたが、着陸直前に突然起きて、放尿を始めたという。

 AFPが入手した警察の調書の内容によると、同容疑者は「着陸の約30分前に起き、座席の隙間から前に座っていた乗客の方に向かって放尿した」「その際、ルビン容疑者はバランスを失って後ろ向きに倒れたため、上向きに放尿する結果となり、隣の乗客と他の乗客の持ち物などにも尿がかかった」という。(c)AFP