【9月11日 AFP】ドイツのDPA通信は、同国の情報機関の話として、国内のイスラム過激派が続々と到着する難民たちを勧誘していると伝えた。

 ドイツ南部バイエルン(Bavaria)州の情報当局の報道官はDPAに対し、過激派が「家族を伴わずに一人でやって来た若い難民、とりわけ人付き合いや援助を求めている者たちに接近しようと試みている」と話した。

 また、若者の多くは収容施設周辺で過激派の接触を受けているが、最近はハンガリーやオーストリアからやって来る大勢の難民が到着するミュンヘン(Munich)の駅で接触される例もあるという。

 一方、ノルトラインウェストファーレン(North Rhine-Westphalia)州の情報当局は8日、バイエルン州と同様のケースが州内で発生していると発表し、イスラム過激派が偽の慈善団体を通じて難民との接触を図っているとして注意を呼び掛けていた。(c)AFP