米アリゾナ州の高速道路で車への狙撃事件が多発、半月で11件
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【9月11日 AFP】米アリゾナ(Arizona)州の交通量の多い高速道路でドライバーを狙った銃撃事件が多発しており、警察をはじめとする州当局は「国内テロ」だとして警戒を強化している。
アリゾナ州警察へのAFPの取材によれば、銃撃が相次いでいるのは州間高速道路10号線(Interstate 10)。8月29日以降、11件の発砲事件が起きており、10日にも大型トラックが側面を銃撃される被害を受けた。
今のところ負傷者は10代の少女1人で、撃ち込まれた銃弾で割れた車の窓ガラスの破片でけがをしたという。
アリゾナ州警察のバート・グレーブス(Bart Graves)氏は、一連の銃撃には1人~複数の狙撃者が関与している恐れがあると述べ、模倣犯がいる可能性にも言及した。
アリゾナ州公安当局のフランク・ミルステッド(Frank Milstead)局長は、発砲事件を「国内テロリズム」とみていると述べ、容疑者の逮捕につながる情報の提供に懸賞金2万ドル(約241万円)をかけたことを明らかにした。(c)AFP