国際映画批評家連盟、グランプリ作品に『マッドマックス』選出
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【9月2日 AFP】国際映画批評家連盟(International Federation of Film Critics、FIPRESCI)が『マッドマックス 怒りのデス・ロード(Mad Max: Fury Road)』を年間の最優秀映画に選出した。1日、同連盟が発表した。
今月スペインで開催されるサンセバスチャン国際映画祭(San Sebastian International Film Festival)で特別上映され、18日には「FIPRESCIグランプリ」が授与される予定。シリーズの4作目となる同作品でメガホンを取ったのは、オーストラリア人監督のジョージ・ミラー(George Miller)氏。
FIPRESCIに加入している世界中の著名な批評家のうち493人が、2014年7月1日以降に公開された映画の中から年間の最優秀作品として同作品に投票した。FIPRESCIは通常、メインストリームを外れたアートシアター系作品を選出することが多い。
俳優のトム・ハーディ(Tom Hardy)と女優のシャーリーズ・セロン(Charlize Theron)が出演する『マッドマックス 怒りのデス・ロード』では、オーストラリアの荒野を舞台に終末的な世界が描かれている。
昨年の「FIPRESCIグランプリ」受賞作品は、リチャード・リンクレイター(Richard Linklater)監督の『6才のボクが、大人になるまで。(Boyhood)』。(c)AFP