ジョコビッチ、フェデラー下し4年ぶり2度目の全米オープン制覇!
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【9月14日 AFP】(記事更新、写真追加)全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2015)は13日、男子シングルス決勝が行われ、大会第1シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)が6-4、5-7、6-4、6-4で第2シードのロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)を下し、四大大会(グランドスラム)ではシーズン3勝目、キャリア通算10勝目を挙げた。
降雨により試合開始が約3時間遅れた決勝で、アーサー・アッシュ・スタジアム(Arthur Ashe Stadium)の観客がフェデラーに大きな声援を送る中、世界ランク1位のジョコビッチは4年ぶり2度目の全米オープン制覇を果たした。
34歳のフェデラーは、ここで優勝すれば1970年以降で最年長の全米オープン覇者になることができたものの、28歳のジョコビッチに敗れ、2012年のウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2012)以来となるグランドスラムのタイトルは、またしてもお預けとなった。
今シーズン、全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2015)とウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2015)を制したジョコビッチだが、全仏オープンテニス(French Open 2015)では決勝でスタン・ワウリンカ(Stan Wawrinka、スイス)に敗れ、惜しくも年間グランドスラム達成の夢は絶たれていた。
グランドスラム10度目の優勝は、米国のビル・チルデン(Bill Tilden)氏に並ぶ記録で、ロッド・レーバー(Rod Laver)氏とビョルン・ボルグ(Bjorn Borg)氏の優勝回数には、あと1つに迫っている。