ナダル、新星コリッチに苦しめられるも2回戦へ 全米オープン
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【9月1日 AFP】全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2015)は31日、男子シングルス1回戦が行われ、大会第8シードのラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)は6-3、6-2、4-6、6-4でボルナ・コリッチ(Borna Coric、クロアチア)を下し、2回戦進出を決めた。
2013年に全米オープンを制し、昨年は故障により大会を欠場していたナダルは、18歳の新星に苦しめられたものの、ディエゴ・シュワルツマン(Diego Schwartzman、アルゼンチン)の待つ2回戦へ駒を進めた。
四大大会(グランドスラム)通算14勝のナダルがニューヨーク(New York)で戴冠を果たした2013年、現在のトップ50で最年少のコリッチは、ジュニアシングルスで優勝した経験を持つ。
世界ランク33位のコリッチは、昨年10月のスイス・インドア(Swiss Indoors Basel 2014)で元世界ランク1位のナダルを退けている。2004年以降では最低シードとして参戦しているナダルだが、第4セットの第7ゲームで決定的なブレークを奪い、勝利を手にした。
ナダルは試合後、「信じられないようなサポートをしてくれる、素晴らしい観客を恋しく思っていました。この舞台に戻って、勝ち進めたことがうれしいです」とコメントしている。(c)AFP