【8月28日 AFP】タイ警察当局は28日、首都バンコク(Bangkok)で20人が死亡した爆発事件に関連して、ウイグル人イスラム教徒3人から事情聴取していると述べた。

 事件発生から11日が経過する中、タイ警察当局は外国人とされる主犯格の容疑者を捜している。監視カメラが捉えた実行犯とされる容疑者の画像が広く出回っているものの、これまでに逮捕者は出ていない。

 先月、タイ当局が不法にタイに入国していたウイグル人109人を中国に強制送還したため、治安関係の専門家らは、事件の背後にウイグル人か、ウイグル人を支持するイスラム教徒がいる可能性を指摘している。(c)AFP