【8月28日 AFP】台湾の新北市(New Taipei City)の遊園地「八仙水上楽園(Formosa Fun Coast)」で今年6月、イベント中にカラーパウダーに引火して数百人の若者がやけどをした火災について、台湾紙、自由時報(Liberty Times)は28日、調査報告書は舞台の照明器具が高温になったことが出火原因だったとしていると伝えた。

 同紙が消防当局の調査結果を引用して伝えたところによると、コーンスターチのパウダーは表面温度が400度以上に達していた照明器具と接触した際に発火したという。

 パウダーは、約1000人のイベントに参加者に降りかかった。この火災で11人が死亡し、数百人が入院、うち何人かは全身の90%以上に重度のやけどを負った。報告書は検察当局に提出されたが、当局は内容についてのコメントを拒否している。(c)AFP