シリア空爆で「ISハッカー殺害」、米当局
このニュースをシェア
【8月28日 AFP】米当局は27日、米国主導の有志連合軍が今週シリアで行った無人機攻撃により、イスラム過激派組織「イスラム国(Islamic State、IS)」の上層部に位置するハッカーで勧誘活動も担当していた男が死亡したことを明らかにした。
男は英国生まれのジュネイド・フセイン(Junaid Hussain)容疑者。IS内の「サイバー・カリフ(Cyber Caliphate)」と呼ばれるグループに属しているとされている。
AFPの取材に応じた米当局者は、同容疑者が今週シリアで行われた空爆で死亡したことに「強い自信を持っている」と語った。また、米下院国土安全保障委員会のマイケル・マコウル(Michael McCaul)委員長は声明で、ISの「高位サイバー・ジハーディスト」である同容疑者が死亡したと発表した。
同容疑者は、米国の複数のウェブサイトや、米中央軍(US Central Command)のものを含むツイッター(Twitter)アカウントに対するサイバー攻撃に関与したとされる他、テキサス(Texas)州ダラス(Dallas)近郊のガーランド(Garland)で5月3日に発生したイスラム教の預言者ムハンマド(Prophet Mohammed)の風刺画イベントを襲撃した男2人によって言及されていた。(c)AFP