【8月28日 AFP】スペイン東部ブニョール(Bunol)で26日、毎年恒例のトマト祭り「トマティーナ(Tomatina)」を撮影中だったグーグル(Google)の「ストリートビュー(Street View)」車両が参加者たちに襲われる憂き目にあった。

 毎年8月に開かれるこの祭りでは、参加者がトマトを投げ合い人も道も全てが真っ赤に染まる。祭り後の様子を撮影しようと訪れたストリートビューの撮影クルーだったが早めに到着したため、熱さめやらぬ参加者たちの格好の標的となってしまった。一部の参加者たちは車の上によじ登ったりトマトを投げつけたりし、さらには車の窓やミラー、カメラを壊すなどした。グーグル側によると、けが人はいなかった。

 70周年を迎えたトマティーナの今年の参加者は約2万2000人で、つぶされたトマト150トンを投げ合った。(c)AFP