【8月25日 AFP】宇宙航空研究開発機構(Japan Aerospace Exploration AgencyJAXA)の宇宙ステーション補給機「こうのとり」5号機(HTV-5)が25日未明、ロボットアームを使って、国際宇宙ステーション(International Space StationISS)にドッキングした。

 こうのとりがドッキングしたのは、ISSのモジュール「ハーモニー」の地球側ポート。こうのとりの貨物区画の与圧部には約3600キロ以上の装備や物資、実験装置が、非与圧部には約630キロ以上の「高エネルギー電子、ガンマ線観測装置(CALET)」が搭載されている。CALETは、暗黒物質の存在を確かめるため、宇宙線などを詳細に調査する。


 こうのとりは、5週間後にはISS内で生じたごみを積み込まれ、ISSから切り離されて大気圏で燃え尽きることになっている。(c)AFP