【8月24日 AFP】24日の東京株式市場は、中国経済の減速懸念から世界市場で株安が連鎖する中、日経平均株価が前週末比895円15銭(4.61%)安の1万8540円68銭で取引を終え、およそ6か月ぶりの安値水準となった。東証株価指数(TOPIX)は92.14ポイント安の1480.87ポイントで引けた。

 24日は上海(Shanghai)市場の終値が前週末比8.49%安、台北(Taipei)市場は1日の下げ幅としては過去最大の7%以上下落した後、前週末比4.84%安で引けるなど、アジアの株式市場は全面安の展開となった。中国および世界経済への不安感が広がる中、投資家はリスク回避の円買いに走った。円高は日本の輸出業の利益を減らすため日本の株式市場にとってはマイナス材料となる。(c)AFP