固定観念に挑む、スイスで全裸イベント開催
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【8月24日 AFP】スイス西部のビール/ビエンヌ(Biel/Bienne)でこのたび、「公共の場」をめぐる固定観念に挑戦する全裸パフォーマンスのイベント「ボディー・アンド・フリーダム・フェスティバル(Body and Freedom Festival)」が開催された。
21、22日の2日間に開催されたイベントでは、欧州全土から集結した17のアーティスト集団がパフォーマンスを披露した。
このイベントを立ち上げたアーティストのトーマス・ゾリンジャー(Thomas Zollinger)さんは「アートはいま、どの街でも歓迎されているが、全裸となると話は違う」とAFPに語った。
イベントでは、体をねじるパフォーマンスを披露する全裸の女性たちを市民が取り囲む様子や、1列に並べられた折り畳み椅子に全裸で座るパフォーマーたちから年配の男性が目をそらす様子も見られた。
ビール/ビエンヌで暮らすゾリンジャーさんは、1991年から劇団「リチュアル・シアター(Ritual Theatre)」を主催しており、近年は欧州全土で数多くの全裸パフォーマンスをプロデュースしている。(c)AFP