19歳ゲブレスラシエが男子マラソン制す、第15回世界陸上
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【8月22日 AFP】(記事更新)第15回世界陸上北京大会(15th IAAF World Championships in Athletics Beijing)は22日、男子マラソンが行われ、エリトリアのギルメイ・ゲブレスラシエ(Ghirmay Ghebreslassie)が優勝を飾り、今大会初の金メダルを獲得した。
19歳のゲブレスラシエは36キロ過ぎにレソトのツェポ・ラモネネ(Tsepo Ramonene)からトップの座を奪うと、エチオピアのイエマネ・ツェゲイ(Yemane Tsegay)の追走を振り切り、最後は余裕を持って勝利を飾った。世界陸上でエリトリア勢が金メダルを獲得するのは初めて。
自身3度目のマラソンに臨んだゲブレスラシエは2時間12分28秒でフィニッシュし、世界陸上での2度の入賞を誇るツェゲイが2時間13分8秒で銀メダルを手にした。2時間13分30秒でゴールしたウガンダのムニョ・ソロモン・ムタイ(Munyo Solomon Mutai)が銅メダルを獲得している。
一方、2012年のロンドン五輪と第14回世界陸上モスクワ大会(14th IAAF World Championships in Athletics Moscow)を制していたウガンダのスティーブン・キプロティチ(Stephen Kiprotich)は、2時間14分43秒の6位に終わり、前人未踏の世界大会3連覇を逃している。
また、昨年行われた第41回ベルリン・マラソン(41st Berlin Marathon)で世界記録を更新したケニアのデニス・キメット(Dennis Kimetto)は、途中棄権している。(c)AFP