【8月21日 AFP】タイの首都バンコク(Bangkok)で爆弾が爆発し20人が死亡した事件で、同国警察は20日、防犯カメラの映像から共犯者の疑いがかけられていた男性2人が、事件と無関係とみられることが分かったと発表した。

 2人は、爆発現場の防犯カメラ映像のなかで、通行人から実行犯を隠すような体勢で立っていたことから、共犯者ではないかとの疑いがもたれていた。タイ警察によると、映像の中で赤いシャツを着ていたタイ人の男性が出頭し、事情聴取を受けた後に釈放された。また、映像で白い服を着ていた男性は中国人ですでに出国しており、2人とも事件との関連性は低いという。

 一方、実行犯とみられる外国人風の男の行方は依然わかっていない。(c)AFP