【8月21日 AFP】サッカーヨーロッパリーグ2015-16(UEFA Europa League 2015-16)は20日、プレーオフの第1戦が各地で行われ、ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)は4-3でオッド(Odds BK)を下し、本戦出場に一歩近づいた。

 ドルトムントは敵地で0-3の劣勢を跳ね返し、トーマス・トゥヘル(Thomas Tuchel)監督政権下での連勝記録を守っている。

 ノルウェーの首都オスロ(Oslo)から南へ2時間の距離にあるシーエン(Skien)で、ホームのオッドは前半22分までにヨネ・サムエルセン(Jone Samuelsen)、フレドリク・ノルクベレ(Fredrik Nordkvelle)、エスペン・ルート(Espen Ruud)がそれぞれ得点し、リードを奪った。

 しかし、欧州チャンピオンズリーグ2012-13(UEFA Champions League 2012-13)決勝のバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)戦に出場した5選手が先発したドルトムントは、ピエール・エメリク・オーバメヤン(Pierre-Emerick Aubameyang)の2得点と香川真司(Shinji Kagawa)の得点で同点に追いつくと、後半40分にヘンリク・ムヒタリアン(Henrikh Mkhitaryan)がここ4試合で7得点目となるゴールを決めて勝利の立役者となった。

■サウサンプトンはホームでドロー

 本戦出場を決めているトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)やリバプール(Liverpool FC)とともにグループリーグ進出を目指すサウサンプトン(Southampton FC)は、本拠地セント・メリーズ(St Mary's Stadium)でデンマーク王者のFCミッティラン(FC Midtjylland)と1-1で引き分けた。

 前半終了間際、サウサンプトンのユースチーム出身のティム・スパルブ(Tim Sparv)に先制点を許したサウサンプトンは、後半11分にPKからジェイ・ロドリゲス(Jay Rodriguez)が同点弾を決めた。

■移籍後初ゴールでチームを勝利に導く

 一方、先月マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)から加入したロビン・ファン・ペルシー(Robin Van Persie)が、フェネルバフチェ(Fenerbahce)移籍後では初となる得点を挙げ、チームを勝利に導いた。

 敵地でのアトロミトス(Atromitos)戦の後半35分にムサ・ソウ(Moussa Sow)に代ってピッチに入ったファン・ペルシーは、試合終了間際に決勝点を挙げた。1-0で勝利したフェネルバフチェは、27日に行われる第2戦に向けて優位に立っている。(c)AFP