スペイン1部リーグの日程が再び変更、冬季中断が短縮
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【8月20日 AFP】前週に日程の変更が発表されていた2015-16シーズンのスペイン1部リーグで、試合日程の再度の変更が19日に発表され、クリスマス休暇期間にもリーグ戦が開催されることが決まった。
わずか1週間前、スペイン1部リーグでは、クラブW杯(2015 FIFA Club World Cup)に出場するFCバルセロナ(FC Barcelona)の日程を考慮し、最終節の日程を1週間後ろにずらすなど、大幅な予定の変更が発表されていた。
その結果、リーグ最終節は来年5月22日に開催されることがいったん決まったが、スペイン代表のビセンテ・デル・ボスケ(Vicente del Bosque)監督がこの決定に反発していた。デル・ボスケ監督の率いる代表は、欧州選手権2016(UEFA Euro 2016)の予選を突破すれば、フランスで6月10日から大会連覇を目指す戦いに臨むことになる。
これを受けて、スペインサッカー選手協会(AFE)とリーグ、スペインサッカー連盟(RFEF)は、今年の12月30日にも試合を行い、最終節は5月15日へ戻すことで合意した。
また、スペイン国王杯(2015-16 Copa del Rey)の決勝も、当初予定されていた5月21日へ戻すことが決まった。
スペイン・スポーツ評議会(CSD)は声明を発表し、「クリスマス休暇の間は、通常はスペインサッカーも休止となるが、この期間に試合を開催するというAFEの申し出を受けいれれば、日程を最適化できる」と述べた。
「これにより、スペイン1部リーグは1週間早く閉幕を迎えられるし、ビセンテ・デル・ボスケ代表監督も、欧州選手権へ向けた準備により多くの時間を費やすことができる」
(c)AFP