【8月20日 AFP】(一部更新、写真追加)エジプトの首都カイロ(Cairo)北部の警察の建物前で20日未明、自動車爆弾が爆発し、警察官6人が負傷した。内務省が発表した。

 大規模な爆発があったのはカイロ北部のシュブラ―(Shubra)地区で、匿名を条件にAFPの取材に応じた治安当局者によると「国家保安当局の建物を狙った攻撃」があり、建物が一部損傷した。

 内務省の声明によると、「国家保安当局の建物の前で男が突然、車を止めて飛び降りると、後ろからついてきていたバイクに乗って逃げた」「その車が爆発し、警察官6人が負傷した」という。

 犯行声明は出ていないが、エジプトではここ最近、イスラム過激派組織「イスラム国(Islamic StateIS)」による治安部隊への攻撃が相次いでいる。(c)AFP