「タイ史上最悪の攻撃」バンコク爆発、死者20人に 防犯カメラが容疑者捉える
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【8月18日 AFP】(一部更新、写真追加)タイの軍政統治機関「国家平和秩序評議会」(NCPO)の議長を兼任するプラユット・チャンオーチャー(Prayut Chan-O-Cha)暫定首相は18日、首都バンコク(Bangkok)の繁華街で爆弾が爆発した事件現場の防犯カメラの映像に映っていた不審な男の行方を当局が追っていることを明らかにした。同事件では少なくとも20人が死亡し、123人が負傷した。
死者は前回の発表で21人とされていたが、警察は20 人に訂正した。
「今日、防犯カメラの映像に容疑者が映っていたことが分かった・・・この男を捜している」とプラユット首相は述べるとともに、バンコクに危険が迫っていることを爆発事件発生前に警告していたとみられるフェイスブック(Facebook)の書き込みは、タイ北東部を拠点とする反政府組織によるものという見方を示した。タイ北東部は軍のクーデターによって崩壊した前政権を支持する「赤シャツ隊(Red Shirts)の地盤だ。
プラユット首相はさらに、タイ国民と観光客に人気のあるヒンズー教の神をまつった廟(びょう)に仕掛けられた爆弾は、タイ王国への「史上最悪の攻撃」だと報道陣に語った。(c)AFP