シリア政府軍がダマスカス近郊を空爆、82人死亡
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【8月17日 AFP】シリア政府軍が16日、首都ダマスカス(Damascus)郊外の反体制派が掌握する町の市場を空爆し、少なくとも82人が死亡した。政府側の攻撃によるものとしては、内戦状態になって以降、最大規模の死者が出た。
反体制派の拠点ドゥマ(Douma)の町への一連の攻撃により、複数の仮設診療所では医師らが押し寄せる負傷者の手当てに追われ、血まみれの床には多くの遺体が並べられた。
シリアの反体制派「シリア国民連合」(Syrian National Coalition、SNC)の代表は、攻撃を「虐殺」と呼び、彼らが「免罪されることはない」と誓った。
在英の非政府組織(NGO)シリア人権監視団(Syrian Observatory for Human Rights)によると、政府軍機はドゥマに対し、少なくとも10回の空爆を行い、その大半は市場を攻撃したという。
さらに、少なくとも250人が負傷し、死者の大半は民間人で、その数は増える見込みだとした。(c)AFP/Sara Hussein