【8月14日 AFP】マレーシアのリオウ・ティオンライ(Liow Tiong Lai)運輸相は14日、同国の専門家チームが、インド洋の島しょ国モルディブで発見された漂着物を調査しているが、昨年3月に消息を絶ったマレーシア航空(Malaysia Airlines)MH370便の残骸はこれまでのところ発見されていないと語った。

 マレーシアは今週、発見された漂着物を調査するため、モルディブに専門家チームを派遣した。リオウ運輸相はマレーシア紙スター(The Star)に対し、専門家らがモルディブの漂着物を分析したが「MH370便とは関連性がなく、航空機の一部でさえなかった」と述べた。専門家チームは今後、モルディブの他の漂着物の調査を進めるという。

 同じインド洋のより南側にあるフランス海外県レユニオン(Reunion)島では、MH370便の翼部分が発見されている。(c)AFP