【8月14日 AFP】フランスで、窃盗犯の男(22)が盗んだばかりのスマートフォン(多機能携帯電話)で「自分撮り(セルフィー)」をしたため、すぐに逮捕されるという事件があった。

 盗まれたスマホは、撮影した写真が即座に持ち主のパソコンに送信されるよう設定されていた。このため、数枚の「自分撮り」写真を撮影した男は、うっかり自分が窃盗犯だということを被害者に知らせてしまったのだ。

 被害者は、犯罪の証拠を手に警察に直行。男はあっという間に逮捕された。

 仏西部ロシュフォール(Rochefort)の警察当局によると、この男は窃盗の常習犯で、過去に何度も執行猶予付きの判決を受けているという。男には12日、禁錮31か月の判決が下された。(c)AFP