中国・天津で大規模爆発、17人死亡 400人負傷
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【8月13日 AFP】(一部更新、写真追加)中国北部の港湾都市天津(Tianjin)で12日深夜、倉庫に保管されていた爆発物が引火して大爆発を起こし、国営の中国中央テレビ(CCTV)によると少なくとも17人が死亡、400人が病院に搬送された。
国営新華社(Xinhua)通信によると、爆発が起きたのは午後11時半(日本時間13日午前0時半)ごろ。耳をつんざく爆発音がすると、炎柱が夜空を照らし、上空高くまでちりを舞い上げた。爆発が起きた湾岸地帯の近くに自宅がある住民はAFPに対し、「火の玉は巨大で、高さは100メートルあったかもしれない」と語った。
中国共産党の機関紙・人民日報(People's Daily)は同国のソーシャルネットワーク「微博(Weibo)」での投稿で、爆発により13人が死亡したと伝えた。また同紙は別の投稿で、大規模な火災の現場に取り残されている人々もいると伝えている。新京報(Beijing News)は、300~400人が1か所の病院に搬送されたと伝えている。
微博に投稿された映像には、火の玉が上空に飛び、少なくとも2回の爆発が起きた様子が写っている。新華社によると、爆発による衝撃波は数キロメートル先まで感じられたという。(c)AFP