スペイン著名闘牛士、角で脚の付け根を突かれて重体
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【8月12日 AFP】スペインの著名な闘牛士が、雄牛の角で脚の付け根を突かれて重体となった。スペイン北東部アラゴン(Aragon)州当局が11日、発表した。病院に搬送され、現在の容体は安定しているという。
「パキリ(Paquirri)」ことフランシスコ・リベーラ・オルドネス(Francisco Rivera Ordonez)さんは、ウエスカ(Huesca)で行われていた闘牛で負傷し、集中治療を受けていた。
オルドネスさんは雄牛の角に脚の付け根を深さ25センチほど刺されたが、医師団によると、急所は外れていたという。テレビ映像には、雄牛が片方の角でオルドネスさんを数秒間、宙に持ち上げる様子が映っている。
同じく「パキリ」と呼ばれていたオルドネスさんの父親は、1984年にアンダルシア(Andalusia)州で雄牛の角に刺されて死亡した。
祖父のアントニオ・オルドネス(Antonio Ordonez)さんは、史上最高の闘牛士の1人と見なされている。(c)AFP