夫婦が娘のために動物園からヒヒ誘拐 マケドニア
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【8月12日 AFP】マケドニアの首都スコピエ(Skopje)にある動物園で10日、愛娘が夢中になった若いヒヒを両親が連れ去る事件が発生した。ヒヒは翌日、警察に無事発見、保護された。
警察によると、ヒヒを盗んだのは26歳の女とその夫。動物園のおりのワイヤーを切断して穴を開け、1歳半のヒヒ「ルカ(Luka)」を引っ張り出し黒い袋に詰め込んだ後、タクシーで首都の南約100キロのカバダルチ(Kavadarci)にある自宅へ連れ帰った。
警察は目撃証言から夫婦を特定し2人を拘束した。ルカは救出され、動物園に返された。動物園の声明によるとルカの健康状態は良好だという。
夫婦に対しては、窃盗罪で有罪となれば、最大で禁錮3年の刑が科される可能性がある。(c)AFP