【8月12日 AFP】アフガニスタンやシリアから多くの移民が殺到しているギリシャのコス(Kos)島で11日、地元警官が移民らを警棒で殴ったり、消火器を噴射したりする騒ぎがあった。

 騒ぎは、道路や海岸沿いで数週間にわたりキャンプしていた移民たちが、地元のサッカースタジアムに移動を求められた際に発生した。現場のAFPの写真記者は、移民らがスタジアムの入り口に殺到したため、4人の警察官が将棋倒しを防ぐために警棒や消火器を使ったように見えたと指摘した。

 スタジアムではこの日、移民の登録手続きが行われていた。(c)AFP