【8月10日 AFP】スペイン西部のガタ山脈(Sierra de Gata)で発生した山火事は、隣接するポルトガルから派遣された一隊を含む数百人の消防隊員が消火活動に当たり9日、鎮火された。地元当局が発表した。この山火事により6500ヘクタール近くが焼失した。

 当局によると、山火事は9日朝までに鎮火されたが、再燃の可能性は否定できないという。避難していた約2400人には帰宅許可が出され、封鎖されていた道路も開通した。

 山火事の原因はまだ特定できていないが、あらゆる形跡が放火の可能性を示唆しているようだと地元当局は指摘している。(c)AFP