【8月8日 AFP】国際バスケットボール連盟(FIBA)は7日、2019年のFIBAバスケットボール・ワールドカップ(FIBA Basketball World Cup 2019)の開催国に中国を選出した。

 東京で行われた投票の結果、元米プロバスケットボール協会(NBA)選手の姚明(Yao Ming、ヤオ・ミン)氏が招致プレゼンテーションに一役買った中国が、フィリピンを破った。

 ヒューストン・ロケッツ(Houston Rockets)で活躍し、2008年の北京五輪で中国代表チームの一員だった姚明氏は、「中国に2019年のワールドカップを招致できとても興奮している。国内の数百万人のファンも同じ喜びを感じているに違いない。私は自国でプレーする喜びを知っているし、そういった気持ちが若い選手を勇気づけるに違いない」とコメントした。

 一方のフィリピンは、ボクシング界のスパースターで、バスケットボールファンでもあるマニー・パッキャオ(Manny Pacquiao)がサポートを行ったものの、招致には至らなかった。(c)AFP