【8月7日 AFP】(写真追加)アフガニスタンの首都カブール(Kabul)で7日、強力な爆弾を積んだトラックが爆発し、当局によると少なくとも7人が死亡、100人以上が負傷した。アフガニスタンの旧支配勢力タリバン(Taliban)の最高指導者オマル師(Mullah Omar)の死亡が発表されて以来、カブールで起きた初の大規模攻撃だ。

 事件は、タリバンが夏季攻勢を強化する中で起きたが、犯行声明は今のところ出されていない。

 保健省報道官は、爆発により7人が死亡、198人が負傷したと発表。死傷者は増える見込みとしている。一方、地元警察幹部は、死者の数を8人、負傷者を128人としている。

 爆破の標的は今のところ不明。警察幹部によると、爆発物を詰め込んだ自動車がカブール南部で爆発し、複数の家屋が損壊した。事件は多数の死者を出すことを目的としたもので、死傷者には女性や子どもも含まれているという。(c)AFP/Usman SHARIFI