【8月6日 AFP】ポルトガル1部リーグのスポルティング・リスボン(Sporting Lisbon)は5日、肖像権で折り合いがつかなかったとして、ガーナ代表のケヴィン・プリンス・ボアテング(Kevin Prince Boateng)との交渉が決裂したことを発表した。

 スポルティングは今回の契約交渉について、「ケヴィン・プリンス・ボアテングと交渉した結果、肖像権で合意することが不可能となった」と述べている。

 これに先立ち、ポルトガルのメディアはボアテングがメディカルチェックをクリアできず、契約に障害が生じたと伝えていた。

 地元メディアによると、2013年からドイツ・ブンデスリーガ1部のシャルケ04(Schalke 04)でプレーしていたボアテングは、スポルティングと2年契約で合意間近とみられていた。

 ヘルタ・ベルリン(Hertha Berlin)やイングランド・プレミアリーグのポーツマス(Portsmouth FC)、そしてイタリア・セリエAのACミラン(AC Milan)などでもプレーしていた経歴を持つボアテングは、シャルケが今年5月にケルン(1. FC Cologne)相手にショッキングな敗戦を喫すると、チームから契約解除を言い渡されていた。(c)AFP